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【スリープアドバイザーのぐっす理論】 春から夏にかけて、快適な寝具&パジャマはコレ!

最新の睡眠理論やノウハウを、眠りのプロフェッショナル「スリープアドバイザー」にリサーチする本シリーズ。今回は、春から夏にかけての温度調整がしづらい時期や、ムシムシする梅雨時でも、快適に眠れるベッドパッドや掛け布団、パジャマについて聞きました。

ぐっすり眠るための布団内の温度は、33℃。

—春から夏に、快適に眠るためにおすすめの寝具は?

そもそも、人が快適に眠るのに最適な布団の中の温度・湿度をご存じですか? ベストなコンディションは、温度が33℃、湿度が50〜60%くらいだと言われています。季節に関わらず、掛け布団の中がこの温度と湿度で安定していれば、快適に眠れるというわけです。

一般的には、部屋の温度・湿度が変わると、布団の中のコンディションも変わると考えますよね。でも、実は、部屋の環境に関わらず、布団の中を最適なコンディションに保てるという、魔法のような方法があります。

それは、汗を吸収・発散してくれるベッドパッドと、汗を発散する通気性があり、保温性も高い掛け布団をお使いいただく方法です。

ベッドパッドは、汗が乾きやすいウールがおすすめ。

—汗を吸収・発散してくれるベッドパッドとは?

おすすめのベッドパッドは、動物性のウールのものです。ウールは、保温性の高さが注目されがちですが、吸った汗を発散する力が強いというメリットもあります。季節を問わず、一番快適に使っていただけるのは、ウールの素材なんです。

一年中快適に使えるという、吸湿発散性に優れたウールのベッドパッド。

英国産羊毛の最良の部分のみを厳選して専用機で加工した「エルプレミアム」は、フィット感やクッション性も抜群

ひつじの毛から作られるウールは、『ひつじの下着』のようなもの。ひつじは、夏だからといって、自分の毛を脱ぎ捨てたりしませんよね(笑)。スーツの素材でも、季節を問わずウールが良いと言われますが、同じ考え方です。

一般的な綿のベッドパッドは、吸水性が高くても、発散する力が弱いと言われています。バスタオルを想像すると分かりやすいですが、ぬれるとジトッとしていますよね。その点、ウールは、吸湿発散性に優れているので、少し暖かくなる5月くらいや、蒸し暑い梅雨時にも、サラッと快適に使っていただけます。

ウールのベッドパッドを使っている同僚の体験談ですが、風邪で大汗をかきながら眠ったところ、パジャマはびっしょりだったのに対し、ベッドはサラサラだったそうです。

最適な温度・湿度に保つ、魔法の掛け布団。

—布団の中のコンディションを、理想に近づける掛け布団とは?

室温に関わらず、布団の中を33℃の温度、50~60%の湿度に保ってくれるのが、マザーグースの毛を使ったドイツの羽毛布団です。さわっただけで違いが分かると思いますが、何より軽くて、やわらかい。ふわっと、まるで空気のようです。体が大きくて羽毛も大きい、マザーグースの胸毛を使っているので、軽量でも、しっかりとしたボリュームと保温性があります。

マザーグースの胸毛を使った羽毛布団。大塚家具では約30年のロングセラー商品。

33℃の温度を保つ秘密は、羽毛をさわると分かります。こちらのボックスにシングル1枚分の羽毛が入っていますが、さわった瞬間にほんわかと温かくなるんです。これは、人の体温が、細かい毛の中にある空気に伝わるから。布団の中でも同じことが起きていて、人が掛けるとその体温で温かくなります。そのため、温度が上がりすぎることもありません。

ボックスに手を入れた瞬間、自分の体温が伝わって温かくなる貴重な羽毛。

オールシーズン使える600gのマザーグース。

—春から夏にかけても、冬と同じ羽毛布団で大丈夫ですか?

このシリーズには、季節やお好み、寝室の気密性などによって選べるよう、羽毛の充填量にバリエーションがあります。シングルサイズでは1000gが標準で、真冬でもこれ1枚あれば、寒くて寝られないということはないと思います。

気密性の高いマンションなら、600gの充填量で十分だと思います。私もこれをオールシーズン使っています。春〜秋はこれ1枚で。真冬の寒い時期は毛布をプラスして使うこともありますが、暖冬なら1枚でも大丈夫でした。衣替えしなくても良いので、収納場所も必要もありません(笑)。

スリープアドバイザーも使っているシングルの600gタイプ。軽量で通気性が良いため夏でも快適。

人は、寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われています。マザーグースの羽毛布団なら、軽くて通気性が良いので、布団の中が蒸れにくく、季節を問わず快適なんです。

夏は、タオルケット派の方も多いと思いますが、私はあまりおすすめしません。ベッドパッド同様、汗を吸っても発散しにくいので、明け方に、掛けていたおなか周りが冷えて肌寒くなることも。マザーグースではなくても、せめて羽毛を使った薄い夏用の掛け布団を使っていただくのが良いと思います。

羽毛に直接体温が伝わる、薄着がおすすめ。

—この羽毛布団には、どのようなパジャマが合いますか?

厚手のトレーナーやポリエステルのフリースなどは、熱が中にこもってしまうので良くないですね。羽毛に直接体温と汗が伝わるように、なるべく薄着をおすすめします。スリップ、薄手のTシャツと短パン……本音を言えば、何も身に着けないのがベストです。

身に着けるなら、素材は、摩擦が起きにくく、素肌に負担の少ない、シルクや綿。綿の中でも織り目が細かいエジプト綿やインド綿などがおすすめですね。寝具やパジャマに少し気を配るだけで、睡眠の満足度はかなり違ってくると思います。

マザーグースの羽毛は、70~80年のロングライフだと言われています。生地だけリフォームしながら、お孫さんの代まで使われている方もいらっしゃるほど。他の羽毛布団より値段が高めですが、この先一生分の睡眠時間を考えると、決して高い買いものではないと思っています。まずは、ぜひ、マザーグースの羽を実際に手でさわって、その軽さと保温性の魔法を体感しに来てください。

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