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スリープアドバイザーに聞くマットレス選び3つの掟

いざマットレスを買おう! と決意したとき、何をポイントにして選びますか?
フカフカがいいのか、硬めがいいのか?
さらに、有名ブランドのベッドは寝心地も最高なのでしょうか?
そこで、大塚家具の眠りの専門家「スリープアドバイザー」の平田雪子が、マットレスの正しいセレクト方法を伝授します!

●●を阻止してくれる!マットレスの意外な役割とは?

――深く、心地よい眠りを手に入れるためには、マットレス選びが重要だと聞いたことがあります。マットレスは睡眠にとってどんな役割を果たしてくれるのでしょうか?

まず、マットレスがなくて、床や硬いベッドだけで寝たとします。すると、身体の頭やお尻など、出っ張りのある部分だけで、全身を支えることになってしまいます。

すると、一部分の血管ばかりが圧迫されて、血流が滞ってしまいます。人はそういうとき、圧迫されている部分の血流を流そうとして必要以上に寝返りを打つんですね。

さらに、レム睡眠、ノンレム睡眠という言葉をご存じですか?
人の睡眠は約90分サイクルでレム睡眠とノンレム睡眠を交互に繰り返します。

でも、何度も寝返りを打つことによって、目が覚めてしまい、レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルが乱れてしまいます。

特に眠り始めの2~3時間が重要。
この間に成長ホルモンが分泌されて、疲労回復できたり、肌の新陳代謝が活性化されたりします。

ここで深い眠りが得られないと、眠りの質が悪くなってしまう可能性があります。

体にフィットして、血流を良くして、不必要な寝返りを軽減することがマットレスの大きな役割。

逆に体に合わないマットレスを使っていると、冷え、肩コリ、腰痛になる可能性も。朝目覚めたときに、疲れが取れないと感じている人は、マットレスを見直してみると良いと思います。

掟その1 マットレスは中身が重要

――商品化されたマットレスは布で覆われていて、なかなか中身を見ることはできませんね。一体どんな構造になっているのでしょうか?

まず、左側を見てください。土台がコイルのバネになっていて、その上にウレタンのクッションが何層にも重ねられています。

コイルは体をしっかり支える役割、上のクッション層は体のラインに合わせてフィット感を出す役割を果たしていて、どちらが欠けても寝心地は良くなりません。

――クッション層もいろいろな形状のものが使用されていますが、これはなぜでしょうか?

穴が開いているもの、波型のクッションは通気性を確保してくれます。また、低反発、高反発といった素材は、フィット感を生み出すために効果的に計算して配置されています。

ちなみに右側は、バネにポリエステルのわたを重ねただけのマットレス。商品を見ただけでは分からないのですが、中まで見るとこれだけの違いがあるのです。

できればマットレスを購入する際には、中身を確認していただきたいです。

弊社では中身の分かるサンプルを使ってご説明するようにしていますが、やはり、お客様も中身を見て、選んだものであれば、納得して購入いただけるようです。

掟その2 硬さは問題ではない! フィット感をチェックせよ

――マットレスの寝心地といえば、フカフカがいいのか、硬いのがいいのか迷うところですが。

よく硬さについてのご質問をいただきますが、それは好みや慣れの問題かもしれません。重要なのは、実際に寝てみて、体のラインにフィットしているか。

マットレスは横向きになったときに隙間ができやすく、特に男性は肩幅が広いので、マットレスと肩の隙間があきやすいものです。

お店で実際に寝心地を試してみる際には、仰向けだけでなく、横向きにもなってみて。マットレスが肩の隙間をぴたっと埋めてくれるかどうかもチェックしてみてください。

――サイズに関しては、いかがでしょうか? 広ければ広いほど寝心地も良い気がしますが。

寝返りを打つことを考えると、お一人で使用される場合でもセミダブルくらいのサイズがあると余裕があっていいですね。

ただ、そもそも体にフィットするマットレスを選べば、無駄な寝返りは減るものです。なので、それほど広いベッドを選ばなくても問題はありません。

掟その3 老舗ブランドは「買い」である!?

――ベッドといえば、さまざまな有名ブランドのものが発売されていますが、どれを選んだらいいのか、迷ってしまうことも……。

やはり、老舗マットレスブランドを求めていらっしゃるお客様もいますね。

そういったお客様には、他のマットレスとの寝心地を比較していただき、購入を決めていただいています。

老舗ブランドのマットレスとはいえ、そのお客様の体に合っているかは、試していただかないと分からないからです。

私は、アメリカの老舗マットレス専門メーカー「キングスダウン社」と、大塚家具が共同開発したマットレスブランド「レガリア」もおすすめしています。

キングスダウン社は、日本ではまだそれほど有名ではないですが、マットレスを作り続けて約110年の歴史を持ち、その技術の高さは世界でも評価されています。

今でも熟練職人が手作業で行う工程もあるほど丁寧な作りで、職人の直筆サインがついてくるモデルも。

また、同じ価格帯でほかのメーカーと比べてもマットレスの詰め物の量が多いのも特長です。それが、雲の上にいるかのような寝心地を叶えてくれるのです。

ブランド指名買いもアリですが、いろいろなブランドの寝心地を確かめて、自分に一番フィットするマットレスを選んでいただきたいですね。

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