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寝室インテリアはカーテンでキメル!

カーテンは、寝室のインテリアの雰囲気を決めるのに大きく影響しています。毎日気持ちよく眠りにつくために、どのようなカーテンを選ぶとよいのでしょうか。色や機能など、選ぶポイントを大塚家具のスリープアドバイザー山本一祐希が解説します。

光をコントロールして快眠へ導くために

──カーテンの主な役割を教えてください。

基本的には、窓から差し込む光の調節、プライバシーを守る目隠し、直射日光を遮る日よけのほか、外から入る音を和らげることもできます。冬には、カーテンをかけることで保温効果もアップします。

──特に寝室に必要な役割は何ですか?

窓から差し込む光の調節です。睡眠と光には、とても密接な関係があるのをご存知ですか?睡眠ホルモンであるメラトニンは、身体が太陽光を浴びている状態だと分泌が減り、暗くなるにしたがって増え、眠くなるように作用します。

夜遅くまでスマートフォンやパソコンなどのブルーライトを浴びたり、仕事帰りに長時間コンビニに立ち寄って強い照明にさらされると、脳がいつまでも昼間の状態が続いていると思い、メラトニンの分泌が抑えられてしまいます。そのため睡眠リズムが乱れ、「寝つきが悪い」「目覚めがスッキリしない」「熟睡感がない」といった、睡眠の質の低下につながるのです。

人にはそれぞれの睡眠リズムがあるので、起床・就床時間をなるべく同じ時間にするように心がけることも大切です。

睡眠リズム

色を重視してリラックス効果を狙う

──寝室のカーテンを選ぶ際のポイントを教えてください。

光を遮る遮光カーテンは、寝室に最適です。お気に入りのカーテンが遮光タイプでない場合、遮光裏地を縫製することもできます。また、太陽光を反射して室内に入らないようにする遮熱カーテンもいいですね。夏は特にギラギラする直射日光を遮り、室内の冷房効果を上げてくれます。西日のあたる窓辺にも向いています。

──光の調節で睡眠の質を左右するのですから、寝室には特にカーテンは必要なのですね。

そうなんです。高層マンションの上層階に住んでいて、「人から見られる心配がないので、寝室にカーテンはいらない」とおっしゃる方がときどきいらっしゃいます。そんなときは、「上層階は日当たりがよいので、光の調節が特に必要です。また、カーテンにはリラックス効果があるので、取り付けることでグッスリ眠れるようになりますよ」とご提案しています。

──どのようなカーテンに、リラックス効果が高いのですか?

ポイントは色です。寝室は、一日の疲れを取り心も身体も落ち着くことが大切ですから、興奮した神経を鎮める作用のあるブルー、癒し効果の高いグリーン、心が落ち着くベージュがおすすめです。お子さまには、オレンジ、イエロー、ベージュが安心感を招くと言われています。興奮色である赤や、目がチカチカするほどの柄タイプは避け、無地やストライプなどワントーンのものを選ぶとよいでしょう。

無地やストライプ

──厚手の生地を使ったドレープカーテンのほかに、レースカーテンは必ず必要ですか?

遮光カーテンでない場合、外気の熱を多少なりとも遮るうえ、外から室内の様子を見えにくくする効果も。ドレープカーテンとセットで取り付けることで、本来のカーテンの役割がより充実します。

──カーテンは既製とオーダーがありますね。できれば既製品で手軽に……と思ってしまいます。

既製品は、築年数を経た家やアパートなどに合うサイズが多く、最近の家の窓には合わないことがほとんど。約8割の方がオーダーしています。

その場合、お店に図面を持ってきていただき寸法の見当をつけ、カーテンの生地も決めます。後日、専門スタッフが自宅に伺って採寸してから見積もりを提示し、納得いただいた上でカーテンの縫製という流れに。だいたい2週間ほどでお届けできます。

また、カーテン生地の共布でベッドスローやクッションを作れば、空間全体をコーディネートできる楽しさもありますよ。

買い替えのタイミングは10年が目安

──カーテンはサイズが大きいのですが、どのように洗濯するのがよいのですか?

まずはカーテンのラベルを確認してください。加工によってはクリーニング店でしか取り扱いできないものがあります。しかしほとんどは自宅で洗濯できるので、洗濯機で洗ってかまいません。干すときは、カーテンレールに下げるだけで自然に乾かすことができます。洗うのは年1回でOKです。

買い替え

──カーテンを買い替えるタイミングはありますか?

ドレープカーテンなら10年が目安です。直射日光が当たって傷みますし、経年変化で色も褪せてきます。また、みなさん歳をとってくるとセンスも変わることがあるので、気分を変える意味でも10年くらいがちょうどよいのです。

レースカーテンは、薄い生地で黄ばみや汚れが目立つため、5~10年を目安にするとよいでしょう。

──寝室のインテリアを考えるとき、ベッドや寝装品はいろいろ考えても、カーテンは後回しにしがちです。でも、カーテン選びも寝室づくりには重要なのですね。

「リビングと違い、寝室は他人に見られることはないので、カーテンまでかまわなくてよい」と思う方がいるかもしれませんが、自分だけのプライベート空間として大切にしたい場所です。

私たちの目線はだいたい窓の高さなので、寝室に入ったとき、一番最初に目に入ってくるのがカーテンです。そのため、カーテンの印象で部屋全体の雰囲気が決まると言っても過言ではありません。機能が充実し、「ここにいるとホッとする」というリラックス感の高いカーテンを選び、毎日の快眠に役立ててください。

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