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あったか夕飯で快眠!? ぐっすりを引き出す鍋料理は?

寒くて冷える冬は、鍋料理がおいしい季節ですね。肉や魚、お豆腐、野菜、きのこ……いろいろな食材をバランスよく食べられるあったかい鍋は、まさに冬の万能食。実は、冬の快眠にとってもおすすめの料理と言われています。さて、その理由と特におすすめの鍋の種類とは?

夕飯後の体温の急降下が、快眠をつくる!?

私たちの睡眠は、体温と深く関わっていることをご存じですか? ここでいう体温は、普段体温計で測って知っている体温ではなく、身体の中心部の体温=深部体温のこと。

深部体温は、通常、朝、起床前に徐々に上がりはじめ、日中は高くなり、また夜になると下がってきて睡眠モードに入るというリズムを繰り返しています。そして、体温が睡眠モードになるために急降下するときに、私たちは眠くなるのですが、体温変化のメリハリが少ないと、睡眠モードへの切り替えがうまくいかず、入眠しにくくなることも。

つまり、睡眠モードに切り替わる前の段階で、しっかりと深部体温を上げておくことが、いざ「入眠するぞ」というときの体温急降下をつくるポイントです。そこで、おすすめなのが、あたたかい夕飯。冬の定番、あつあつの鍋料理は快眠にぴったりの料理なんです。

あつあつのキムチ鍋で、しっかりと体温アップ!

あたたかい鍋料理はどれもおすすめですが、特におすすめなのはカプサイシンを含む唐辛子やキムチなどの入った鍋。カプサイシンは、体温を一時的に上げる効果があると言われています。例えば、キムチに豚肉、白菜、ニラ、そして唐辛子を少し加えた、豚キムチ鍋はいかがでしょう?

ある実験では、夕飯にカプサイシンを錠剤で1000mg摂ったところ、一時的に上がった体温が二時間後には0.6℃下がったという結果が得られたそうです。

つまり、辛くてあたたかい鍋を食べることで、夕飯時には身体がポカポカ。その体温が急激に下がる二時間後くらいから、睡眠モードになって快眠へと誘いやすくなるというわけです。

辛いモノが苦手なお子さんと一緒に鍋をつつくときには、取り皿に取ったあとにキムチを加えたり、いつもの水炊きに七味唐辛子や柚胡椒などを添えても。ただし、唐辛子は刺激の多い成分なので、摂りすぎないように気をつけてください。

かきの土手鍋や、魚介たっぷりちゃんこはいかが?

一方で、エビやホタテ、かきなどの魚介類は、深部体温を下げて睡眠の質をアップする効果が期待されている『グリシン』というアミノ酸が含まれているそうです。

かきの鍋料理で有名なのは、土手鍋。味噌ベースの鍋に生姜を入れて、かき、焼き豆腐、白菜、ねぎ、春菊などの具材をたっぷりと。身体をあたためてくれる効果があると言われている生姜を入れることで、鍋のポカポカ効果もアップ!

エビやホタテを主役にした海鮮寄せ鍋なら、魚介のダシを活かした塩ベースに。さらに業界類をプラスして、ニラやニンニクを入れるもよし。鶏肉を組み合わせて、白菜やねぎなど冷蔵庫にある野菜を入れて、ちゃんこ風に仕立てるのもよし。

寒い冬、食欲も睡眠も満たしてくれるのは、ポカポカとあたたまる夕飯。快眠で疲れをリセットして、忙しい師走の日々を乗り越えたいですね。

【参考文献】
『ぐっすり眠りたければ、朝の食事を変えなさい』(PHP研究所)
『睡眠メソッド100』(かんき出版)
『9割の不眠は「夕方」の習慣で治る』(SB新書)
『快眠のための朝の習慣・夜の習慣』(だいわ文庫)

文/武田明子

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