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男性にも増えている!眠れない原因“冷え性”を改善

“冷え性”というと女性特有の症状に思えますが、最近は男性の冷え性も増えていると言われています。眠れない原因のひとつとされる冷え性。今回は冷え性になる原因とその対策について解説します。

“冷え性”は女性だけに限らない。近年“隠れ冷え性”の男性が増加中!

女性はもともと月経周期に応じてホルモン分泌が複雑に変化するため、自律神経が乱れやすい傾向にあります。また、熱をつくりだす筋肉量が少ないなどの理由から“冷え性”は、女性に多く見られる症状と言われていました。しかし、ここ10年で日本人全体の体温が低くなっているという報告があります。特に子どもや10~20代の若者に、平熱が35度台になる低体温症が増加しているそうです。

また、20代から30代の若い世代の男性は、冷えを自覚していない“隠れ冷え性”の人もいるそうです。自覚できていなければ、いつまでたっても眠れない原因が冷え性にあることに気づくことはできません。

北里大学東洋医学総合研究所漢方鍼灸治療センターの伊藤剛・副センター長によると、冷え症のタイプは、

・手足の先が冷える「四肢末端型」
・座りっぱなしの姿勢などが血流を悪くする「下半身型」
・手足が温かいため気づきにくい「内臓型」
・身体の中で温度差がなく実感できない「全身型」
・神経系や循環器系の障害による「局所型」

の5つに分類できるそうです。このうち男性に多いのは、下半身型、全身型。身体全体が冷えて低体温になると“冷え性”だということを自覚しにくくなると言われています。

免疫機能が活発に働くために最適な平熱は36.5度前後です。低体温症によって免疫力が低下すると、アレルギーや感染症を起こしやすくなります。また、慢性疲労につながることもあります。疲労状態が続くと自律神経が乱れて眠れない原因となったり、睡眠の質に悪影響を及ぼします。

眠れない原因は夏型生活によってつくられる!?

“冷え性”の原因として考えられるのは、日本中のほとんどの地域で、室内ではずっと快適な温度で過ごせるため、どうしても一年中夏型に近い生活をおくってしまうことが挙げられると言います。

例えば、冬でも冷たいジュースを飲んだり、アイスクリームを食べてしまう。あるいは、お風呂に入らずシャワーだけで済ませる。また、湯船に入ったとしても、入浴後に冷えたビールを飲むという人も多いのではないでしょうか。このような生活を続けることで胃腸が冷やされ、全身をめぐった冷たい血液により、冷え性や低体温症になると言われています。

この他にも、夜型生活を続けたり、睡眠不足と休日の寝だめなどを繰り返すことで生活リズムが乱れて眠れない原因につながっていると考えられています。

食事や運動などで身体を温めて冷え性対策を!

冷え性を改善するには、身体の中と外の両面から温めることが必要です。その効果的な方法は次の通りです。

【食事】

料理に根菜類や旬の野菜、トウガラシやショウガなど身体が温まる食材を意識的に取り入れましょう。冷たい飲み物はできるだけ控えて温かい飲み物を飲みましょう。さらに紅茶などの温かい飲み物にショウガやシナモンなどを加えるのもおすすめです。

お酒の飲み過ぎにも気をつけましょう。規則正しい食事を心がけ、特に食べない系のダイエットは避けること。筋肉のもととなるたんぱく質を摂ると、筋肉量が増え、熱をつくりだします。

【運動】

運動不足になると血液を送る筋力が低下し、冷え性の原因になるので、積極的に運動をしましょう。ウォーキングやスクワットなどがおすすめです。

【その他】

夏は約38度、冬は約40度ぐらいのぬるめのお湯にゆっくり浸かり、身体が冷えないうちに布団に入りましょう。

タバコは急激に血管を収縮させて血液の流れが悪くするともに、基礎代謝も低下させてしまうので、タバコは控えましょう。

マフラーや手袋を使う、重ね着をして身体を温めましょう。

冷え性の改善に効果的とされる上記の方法を取り入れて、眠れない原因の解消に役立ててみてください。

【参考文献】
・『税所式 日本人のための睡眠雑学100 すぐ寝られる!よく眠れる!すっきり起きられる!』(講談社)
・男性の冷え性(足の冷え)の症状・原因
https://www.hakuraidou.com/info/hie01.htm
・オムロン式美人「美も健康もちょうどよく」
http://www.healthcare.omron.co.jp/bijin/

文/高橋晴美

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