MENU

大塚家具がお届けする、ぐっすりを手に入れるサイト「GoodSleepFactory」

How to

寒くて眠れないとき、まずは首元を温めて

布団をかけても、寒くて眠れないことがあります。その原因は、首と布団のわずかなすき間から冷気が入ったり、寝ている間に身体が布団の外に出て、首元が冷えたりするからかもしれません。

首の太い血管から、冷えた血液が全身を巡る

首は薄い皮膚に覆われ、すぐ下に太い血管が通っています。首が冷たい冷気で冷やされると、冷えた血液が全身に運ばれて、身体も冷えやすくなってしまうのです。

体温は睡眠に大きな影響を与えます。日中に活動しているとき体温は上昇しますが、夜になると手足の先から放熱して体温が下がってきます。この落差が眠りに導かれるスイッチに。ところが身体が冷えていると、体温の調整がうまくいかなくなることがあります。

また、体温は自律神経にも深い関わりがあります。本来、活動モードになる交感神経から、リラックスモードになる副交感神経に切り替わって眠りが訪れますが、身体が冷えていると体温を逃がさないようにするため、交感神経が優位に働き続けてしまうのです。

首が冷える→全身が冷える→睡眠に悪影響が!

以上のことから、身体が冷えることで「寒くて眠れない」となり、睡眠に悪影響が出ることがあります。

・なかなか眠りに入ることができない
・眠りが浅い
・夜中に何度も目が覚める
・翌朝起きたときに、疲れが残っている

といったことが思い当たる人は、まずは首元を温めてみましょう。「寒くて眠れない」を解決できる方法を紹介します。

タオル、ネックウォーマー、温熱シートで、「寒くて眠れない」を解決

・タオルやスカーフなどを首に巻く

寒くて眠れないとき、極力お金がかからず、一番手軽な方法です。寝ている最中に首が絞まらないように、硬く結ばないように注意してください。のどの風邪対策にも役立ちます。

・ネックウォーマーを活用する

寒さからしっかりガードしてくれます。首がよく温まって筋肉が柔軟になり、寝違いや首コリしにくくなるメリットも。睡眠用なら生地が薄くてゴワゴワ感がありません。

・ハイネックのインナーやパジャマを着る

あったかグッズをプラスしなくても、着るアイテムで首元を温かくすることができます。どんなに寝返りしても首が露出することがなく、温かさをキープ。コットンなど天然素材のものが汗をよく吸い取っておすすめです。

・市販の温熱グッズを活用する

直接肌や衣類に貼るシート、電子レンジで温めて専用パッドに入れるジェルなど、さまざまなタイプがあります。持続時間も数十分から数時間まで違います。使い心地や目的に合わせて選んで。

寒くて眠れない夜、「これならできそう」と思ったものを試してみてくださいね。

【参考文献】
・女子力アップGoogirl「体の不調に効く! 寝るときに首元を温めるといい理由」
http://googirl.jp/lifestyle/1403karadanohutyou524/
・Hatena&Style「首の冷え対策 効果的に温める方法は?風邪予防にも最適なポイントをご紹介!」
http://hatena-style.com/3599.html
・Yomeisyu「冷えと眠りの深い関係」
http://www.yomeishu.co.jp/sp/hie_nemuri/

文/内藤綾子

LINEで送る

関連するキーワード

大塚家具のLINE公式アカウント!

家具や家電のお得なキャンペーンや最新情報をお届けします。

Good Sleep Factory
(グッドスリープファクトリー)とは

大塚家具がお届けする、ぐっすりを手に入れるサイト「GoodSleepFactory」では、睡眠に関するお役立ち情報や、快眠のためのポイントを紹介しています。
大塚家具の眠りの専門スタッフ“スリープアドバイザー”によるベッドの選び方や、寝室コーディネートの紹介、眠りに精通した医師・専門家によるアドバイスまで、快適な眠りで豊かなライフスタイルを実現するためのサポートをいたします。