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日本一の睡眠不足は、50代女性! 美容と元気をキープする「1日の睡眠時間」とは?

睡眠時間が短いと言われる日本で、特に平均睡眠時間が短いのは50代の女性。厚生労働省の調査では、半数以上が6時間未満という結果*だったそうです。ホルモンバランスや体調の変化を迎えやすいこの時期こそ、理想的な1日の睡眠時間や睡眠の効果を再確認してみませんか?

*『平成27年 国民健康・栄養調査』より

ホルモンバランスの乱れる年齢にこそ、睡眠を。

女性ホルモンは、一般的に20〜30代をピークに、40代から減りはじめると言われています。個人差がありますが、閉経を迎えるアラフィフ(50歳前後)の時期には、いわゆる更年期障害と呼ばれる症状がつらく、悩みの種になることも。めまい、ほてり、肩こり、冷えなどの不調がでやすい時期こそ、睡眠をしっかりととって、コンディションを整えておきたいですよね。

また、睡眠は、脳と身体の疲れをリセットするだけでなく、お肌や髪などのエイジングケアにも欠かせないもの。夜の10時から深夜2時は、お肌のゴールデンタイムとよく呼ばれますが、これは眠りはじめの数時間に訪れる深い睡眠中に、新陳代謝を高めてお肌の細胞のターンオーバーを促す働きのある『成長ホルモン』が分泌されるためだと言われています。

成長ホルモンと聞くと、子どもの成長期に出るホルモンのように感じますが、実は歳を重ねた大人にとっても大事なホルモンなんです。

高血圧や認知症にも、睡眠が関わっている!?

また、深い睡眠時には成長ホルモンをはじめ、『甲状腺ホルモン』や『プロラクチン』など、免疫力を強める効果が期待されるホルモンも分泌されるそうです。これからの季節、風邪をひいたときの治癒としても、風邪を予防するためにも、睡眠は欠かせません。

さらに、日々の免疫力の低下だけでなく、睡眠の時間不足や質の低下は、がん、心臓病や糖尿病などの生活習慣病、肥満などを招くということが、研究からわかってきています。アメリカのコロンビア大学医療センターの調査では、1日の睡眠時間が5時間以下の中高年は、7〜8時間の睡眠時間の人と比べて、高血圧の発症率が2倍になるという結果となったそうです。

また、アルツハイマー型認知症の原因と考えられている脳のゴミ(アミロイドβなどの老廃物)は、睡眠中にだけ輩出されることがわかったという研究結果も。最近は、睡眠と認知症の関係を示す研究結果が、世界中で発表されています。

1日の睡眠時間は、7〜8時間を目標に。

では、健康と美容のためには、1日の睡眠時間はどれくらいとればいいのでしょう? 

人によって必要な睡眠時間は違うと言われていますが、アメリカで行われた大規模調査の結果では、1日の睡眠時間が、平均6.5〜7.4時間の人が、6年後の死亡率が最も低いという結果になったそうです。また、肥満度と睡眠時間を調査したアメリカの別の研究では、1日の睡眠時間が7〜8時間の人が最も肥満度が低いという結果に。

厚生労働省の調査によると、睡眠が6時間未満の人は、20歳以上の男性全体で約37%、女性全体で約41%。そして、50代の女性では約53%で、2人に1人は睡眠時間の理想時間に届いていないという結果に。睡眠不足が慢性化すると、そのコンディションが当たりになって、睡眠不足に気づかないこともあるそうです。

体調や気持ちのバランスが崩れやすい年齢になったら、もう一度睡眠時間を見直してみるいい機会。睡眠の質と時間を確保することは、もしかしたら、高価な美容液やサプリメントより効果的かもしれませんね!?

【参考文献】
『脳が若返る快眠の技術』(KADOKAWA)
『きょうの睡眠ダイエット』(主婦と生活社)
『8時間睡眠のウソ。』(日経BP社)
『ビジネスパーソンのための快眠読本』(ウェッジ)
『ぐっすり眠りたければ、朝の食事を変えなさい』(PHP)
厚生労働省『平成27年 国民健康・栄養調査結果の概要』:
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/kekkagaiyou.pdf

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