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暑くて眠れない夜に! 初夏に心掛けたい食材選びのポイント

気温や湿度が高くなる夏は、蒸し暑さによる不眠の悩みが多い時期。暑くて眠れない原因は、体内に熱や湿気がこもることにより心が高ぶることが挙げられます。体内の余分な熱や水分を排出するための鍵は、実は食事にあります。薬膳の考え方に基づき、夏野菜を取り入れることで体調管理を行うポイントをお伝えします。

暑くて眠れない時期は、身体を冷やす食材を

薬膳では食材を、身体を温めるもの・冷やすもの・どちらにも偏らないものに分類します。夏に取り入れたいのは、熱を冷まし身体を冷やす「寒・涼性」の食材。旬の瓜類をはじめとしたトマト・ナス・キュウリ・ゴーヤーなどの夏野菜やスイカ・バナナなどの果物を積極的にいただきましょう。

「苦味」と「酸味」を意識した食材選びを

薬膳では食材を「酸」「苦」「甘」「辛」「鹹(=塩味)」の5つの味に分類する考え方があります。薬膳ではこれを五味と言いますが、中でも夏の養生として重要なのは、酸味と苦味です。その理由と代表的な食材をご紹介します。

1.酸味
筋肉を引き締め、汗や尿が出過ぎるのを防ぐ作用があります。代表的な食材は、酢、梅、レモン、桃、トマトなど。

2.苦味
体の熱を冷ます清熱作用があります。ピーマン、ミョウガ、ウド、緑茶、どくだみ、菊花などが代表的な食材です。

暑くて眠れない時期は、酸味・苦味のある食材を意識して取り入れるようにしましょう。もちろん、それ以外の五味の食材もバランス良く食べるようにしてくださいね。

旬の野菜を意識して

例えば、夏によく食卓に登場する「キュウリとワカメの酢の物」は、寒性のキュウリと酸味のお酢を組み合わせた一品です。昔ながらの定番料理には、薬膳の知恵が活かされているものが多くあり、暑くて眠れない時期に積極的に頂いて欲しいと思います。

今回ご紹介した食材は、夏の時期にスーパーや八百屋で店頭に並んでいる物が多いと感じた方もいるかもしれません。一方で、ハウス栽培や輸入により一年中あらゆる野菜が手に入るようになっているため、意識をしないと旬の野菜を取り入れることは難しくもなってきています。旬の野菜は栄養価が高く、価格もお手頃なことが多いので積極的に取り入れたいですね。

暑くて眠れない時期は、店頭に出ている旬の夏野菜を取り入れることを意識してみてください。

参考文献:
「薬膳・漢方検定公式テキスト」(実業之日本社)
「からだに効く 和の薬膳便利帳」(家の光協会)

文/姜 奈々

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