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花粉症で寝れないとき、おすすめの対処法は?

スギの花粉症は、例年3月がピーク。「この時期になると寝れない」とお悩みの方も多いのでは? そこで、その症状が花粉症かどうか見極めるポイントとともに、花粉症で眠れない時に試してみてほしい対処法をご紹介します。

花粉症 or 風邪? 迷ったときはココをチェック!

春が近づくと憂うつになる人も多く、いまや国民病とも言われる花粉症。正確な患者数は把握されていませんが、環境省の『花粉症環境保健マニュアル2014』によると、日本の約3割の人が花粉症になっているそうです。

ただ、自分が花粉症だと自覚している人は「きたか…」と思うかもしれませんが、自覚のない人は花粉症なのか風邪なのか判断がつかない場合もありますよね。

花粉症かどうか、以下の項目をチェックしてみてください。

□透明でサラサラした鼻水がでる

□1日に10回以上鼻をかむ

□鼻がつまっている

□1日に10回以上くしゃみがでる

□目がかゆい

□喉の痛み、かゆみがある

□熱はない、または37.5℃以下だ

□毎年同じ時期に上のような症状がある

□アレルギーがある

チェックした項目が多い場合は、花粉症の可能性が高いと言われています。ウイルスに感染する風邪とは異なり、花粉症の症状はアレルギー反応によるもの。そこで、アレルギー反応によって寝れないときの簡単な対処法をご紹介します。

花粉症で寝れないときは、脳を冷やす!

花粉症の患者さんは「寝れない」という方が多いと言われていますが、その原因の一つが、アレルギー反応によって『ヒスタミン』が過剰に放出されるからだそうです。

『ヒスタミン』には、脳の覚醒を維持する働きがあります。そのため、多く分泌されると眠りを妨げてしまうそうです。逆に、花粉症などのアレルギー疾患で処方される『抗ヒスタミン剤』を服用すると、昼間ボーッとして、眠くなってしまうというわけです。

花粉症の症状があって、夜に頭が冴えて眠れない場合は、『ヒスタミン』のせいで脳が覚醒しまっている可能性が大。そんなときは、脳を冷やして、脳の活動を下げるとよいそうです。耳から上の頭部を保冷剤などで冷やしてみてください。

また、一般的に、カフェインを摂ると眠れなくなると言われますが、それはカフェインによって『ヒスタミン』が抑制されにくくなるからだそう。花粉症の季節に寝れない場合は特に、夕方以降はカフェインを摂らないように気をつけたいですね。

花粉を持ち込まない・取り込まない工夫も!

「花粉症で寝れない」状況の悪化を防ぐためには、家の中に花粉を持ち込まない、身体の中に花粉を取り込まないことも重要。飛散の多いときは窓を開けない、こまめに掃除するなど工夫してみてください。

さらに、外出時のメガネやマスク着用に加えて、もうひと手間。外出先から家に戻ったら、衣類に付着した花粉をはらって、顔を洗うのもおすすめです。衣類は花粉が付着しやすいケバケバした化繊などを避けるのがベターだそう。

花粉症は医療機関の治療を受けることで、5〜6割の人がほぼ症状をなくせると言われています。つらいときは、ムリをせず受診するようにしてくださいね。

【参考文献】
『仕事力が上がる 睡眠の超技法』(祥伝社)
『お酒や薬に頼らない「必ず眠れる」技術』(角川SSC新書)
的確な花粉症の治療のために:
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000077514.pdf
(厚生労働科学研究費補助金免疫アレルギー疾患等予防・治療研究事業 研究代表者 日本医科大学 大久保 公裕)
花粉症環境保健マニュアル2014(環境省):
http://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/manual/full.pdf

文/武田明子

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