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夜中に起きてしまったとき、 してはいけないことがあった!

眠りの途中で目が覚めて、そこから寝られなくなってしまうとつらいもの。ようやく眠りに落ちそうになったら、もう起きる時間……ということも。

実は、眠れなくなるのは意外なことが原因になっていることがあるそうです。

では、再び眠りにつきやすくする方法とは?

夜中に時計を見てはいけない!?

私たちの睡眠の後半部分では、起きる準備をするために『コルチゾール』というホルモンが分泌されているそうです。『コルチゾール』は、血圧や血糖値を高める働きを持つホルモン。規則正しい睡眠をとっている人の場合は、いつもの起床時間の約3時間前から分泌がスタートし、起きるタイミングでピークに達すると言われています。

ところが、この『コルチゾール』の分泌は、夜中に時計を見ることで乱れてしまうことがあるそうです。例えば、夜中に目が覚めて時間を確認して、「まだ3時か」と頭の中でつぶやくことで、脳の中では「今日は3時に起きたから、明日は3時間前の0時からコルチゾールの分泌をはじめよう」というプログラムが組まれてしまうとか。

結果、翌日には、夜中0時からコルチゾールの分泌がはじまって、再び3時に目が覚めてしまうこともあるそうです。そんな連鎖を断ち切るためにも、夜中に起きてしまった時には、時計は見ないように気をつけておくとよいそうです。

トイレで目が覚めたとき、気をつけることは?

目が覚めたときにトイレに行きたくなったら、照明の明るさには注意が必要。明るすぎる光の刺激によって、目が覚めてしまいやすくなるとのことです。トイレの照明には、昼白色ではなく、電球色を選ぶとよいと言われています。

青っぽい色の光と比べて、赤っぽい色の光りは覚醒効果が少なく、心をやわらげてくれる効果があるそうです。また、トイレへの廊下や階段では、床や足下を照らすようなフットライトをつけるなどの工夫をすると効果的だと言われています。

また、寒い季節の場合は、便座の冷たさやトイレ内の寒さによって眠れなくなることもあるそう。暖房便座や空調機器を上手に使って、刺激を与えないようにしてみてはいかがでしょうか?

明け方に目が覚める人は、夜ふかしするべき!?

睡眠のリズムが全体的に早めになっているために、夜中に目が覚めてしまう場合もあると言われています。例えば、夕飯の頃には眠気を感じてしまい、早めに眠ってしまうことで、夜中〜明け方に目覚めてしまうような場合です。

夜10時半に眠ってしまえば、6時間の睡眠をとったとしても、朝4時半に目が覚めてしまうことに。このような場合には、部屋を明るくしないで、起きるべき時間になったらカーテンを開けて、さらに照明もつけて、光を浴びるようにすることが大切だそうです。

さらに、夜は眠気をガマンして寝る時間を遅らせることで、朝までグッスリと眠れるようにすることを心がけて。30分単位で就寝時間を遅らせるように努力してみてください。同じ6時間眠っても、朝まで眠ることで目覚めた時のスッキリ感が変わってくるそう。心当たりのある方は、ぜひ試してみてください。

【参考文献】
『ここぞというときに力が出せる 睡眠の3鉄則』(主婦と生活社)
『最強の睡眠法』(小学館)

文/武田明子

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